2015年6月1日月曜日

Python3 iPython と Notepad++ 基本環境

Python3 と iPython による開発環境設定と エディタ Notepad++

Wondows7-64Bit に Python3 環境を作ります。現時点でいくつかのモジュールが Python3 に対応していませんが、解析環境を Scipy なしで、Numpy と matplotlib を使うだけなら、今からでも Python3 に移行できます。
Test & Measurement 環境では、Pyserial PyUSB-FTDI が Python2 で止まっているので目的に応じて使い分ける状態です。Scipy だけでなく PysqLite 等も早めに対応していただきたいものです。

IPython はインタラクティブパイソンと呼ばれる環境です。標準の IDEL がいやになってPython をやめてしまう開発者も多いと思います。IPython こそ標準にしていただきたいものです。


  • Python3 と IPthon のインストール

  1. Python3 のインストール 
    普通にバイナリパッケージからインストールします。今日は python-3.4.3.amd64.msi をダウンロードして実行します。64 bit 環境の方は探してインストールしないと、32 bit がセットアップされてしまいます。
  2. Pyreadline のインストール
    Windows で IPython を利用するには、Pyreadline が必要です。コマンドラインをカラーにする追加パッケージみたいなものだと思います。話を簡単にするためにバイナリパッケージを実行してインストールします。今日は pyreadline-2.0.win-amd64.exe
  3. IPython のインストール
    コマンドライン c:\python34\scripts にて pip3.4 install ipython を実行します。これは、馬鹿にしているわけではなく、CMD(管理者)で PIPのあるディレクトリ C:\Python34\Scripts に移動してそこで PIP を実行するということです。特に、Python2 Python3 の両方を使う方は、Path 切るよりその都度目的のディレクトリに移動する癖をつけるほうが間違いないと思います。
  4. Notepad++ の設定
    最近のバージョンではデフォルトになったのでしょうか? Tab を 4 Space に置き換えます。
      • IPython の実行
        C:\Python34\Scripts\ipython3.exe を実行します、ショートカットをデスクトップにおいてもいいですし、なにか設定スクリプトを実行すると Windows メニューにも出てくるようになります。多分。。。
      • IPython で覚えるべきコマンド
      1. Bookmark コマンド
        Bookmark で良く使うワーキングディレクトリのトップに移動し、作業対象のフォルダに降りる
      2. Run コマンド
        そこでトップレベルの main.py 等を実行する
        run main.py
      3. Unix シェルコマンド使えます。


      簡単なデバッグ
      Notepad++ 等ファイルのパーミッションを奪わないエディタで編集、保存、IPython で実行、確認。を繰り返します。対象データ、結果の出力。実行する Python Script 等プロジェクトに関連するすべてのファイルをワーキングディレクトリにまとめて保存しておく癖をつけておくとなにかと便利です。

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